ドイツの医術は世界最高水準です。恐れる事はありません、具合が悪くなったら、迷わずお医者さんに診てもらいましょう。ドイツのお医者さんは、皆さん、英語を上手に話しますから、言葉の心配はありません。「お医者さんは英語ができても、私は英語もできないんですが。」という場合も安心してください。医者に行くのに言葉なんて要りません。実際に医者にかかったら、痛む所を指差せば言いたい事は通じます。
ドイツの医者の多くは、アポイント制で患者を診察しています。急に具合が悪くなったら、急に医者に駆け込んでも診てもらえますが、余裕がある場合は、あらかじめ電話をしてアポイントを取るのがドイツ式です。実際に、診療所に行くと次のような手順で受け付けが行なわれます。
まず医者で聞かれるのが、支払いの方法です。まず、"Wie sind Sie versichert?"と聞かれます。
そうしたら、"Privat"(プリバ-ト)と答えてください。
プライベート/旅行保険に加入されている場合は、保険証を持参してください。診断が終われば、必要に応じて薬の処方箋が渡されますが、そこで薬が渡される事はあまりありません。渡された処方箋を薬局に持っていき、薬を買う事になります。
又、Privat保険に加入している場合、治療費は郵便で請求書が郵送されて来ます。この為、受付で住所を聞かれます。
もし大學に正規留学して、ドイツの国民保険に入っている場合、保険屋から、プラスチックカ‐ドが郵送されて来ます。これをいつも持参してください。医者に行かれた際には、このカードさえ見せればOKです。尚、2004年のから3ケ月おきに10EURの初診料がかかるようになりました。それ以外は、医者の診察費用は請求されません。薬代だけは、一部自己負担(5EUR)になります。
|
上述の通り、ドイツの医師は診療所を予約制で運営しています。特に人気のある皮膚科やOrthpaedie(腰痛など関節の専門医)などでは2〜3週間先まで予約で一杯!!なんてのが哀しい実情です。これはドイツで国民皆保険に入っている者の宿命で、下手をすると(安い保険に入っているので)診察してもらえなくて、病気の発見が遅れて手遅れに、、という事も起こりかねません。この為、国民皆保険に加入している場合、「我慢できなくなるまで待つ!」ではなく、早めに診療の予約を取るのが懸命です。でも、旅行保険に加入しているなら、その心配はありません。アポイントを取る前に"Ich bin privat versichert." という言葉を忘れないように。これは魔法の言葉で国民皆保険なら3〜4週間待つ運命が、すぐ来週のアポが取れてしまいます。
国民皆保険に加入していて、体調が悪く、すぐに医者に診てもらいたい場合、例えば週末や夜中は、診療所ではなく病院に行ってください。近くの病院がわからない場合、イエローページで住んでいる町の名前と検索に"Krankenhaus"と入れるだけで、最寄の病院が検索できます。直接病院に行く場合は、診療費が10ユーロかかりますので、保険のカードと現金は忘れずに。
|
ドイツで、よりによって盲腸になったり、腎臓結石を起こして、あまりの痛みに声も出なくなる事があったら?迷わず、救急車を呼びましょう!その前に保険証書を持参するのを忘れないように、入院3点セット(着替え、歯磨き、スリッパ)の中にこの書類を入れておいてください。余裕があれば、保険会社に電話、あるいはメールで一報しておきましょう。
ドイツで消防、救急車の電話番号は112番です。余談ですがドイツの救急車は有料です。本当に調子が悪い場合、盲腸なんかですと保険が費用を持ってくれますが、転んで足首をひねった程度で救急車を呼ぶと、請求書が送られてくる可能性があります。町により救急車の値段は異なりますが、大体50ユーロ程度。この為、自分で歩ける程度の怪我ですと、TAXIで近くの医者まで行きましょう。
|