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大学 INDEX


大学留学

ドイツ大学留学の利点は、何といってもその費用の安さにあります。2007年に総合大学では500〜600ユーロ/ゼミの学費が導入されましたが、当時政権にあった保守政党が政権を失い社会主義政党が政権に就くと、次々と学費制度を廃止しておきました。(ドイツは連邦制なので、大学は州政府の管轄にあります。)その結果、2012年に学費がまだ必要な大学(州)は数える程度しかありません。勿論、学費は無料でもSemesterbeitrag(学生登録料金)と呼ばれる費用が、ゼミ毎にかかります。この費用は大学により大きく異なり、250〜300ユーロ程度です。「高い!」と思えるかもしれませんが、この学生登録料金には期間中の定期券も含まれているので、日本、あるいは英国、米国などの大学と比較しても、学費の安さは飛びぬけており、他の先進諸国とは比べ物になりません。
ドイツ大学留学のもうひとつの利点は、入学試験がない事。大学入学資格を満たしていれば、誰でも入学できます。勿論、医学部などには厳しい基準があり、成績がよくないと入学できません。また一部の学部にはNCと呼ばれる入学者制限がかかっており、成績のいい順番で入学者が決定しますが、それ以外の学部なら、本当に誰でも入学できてしまいます。
ドイツ留学の欠点は、言うまでもなくドイツ語が必要な事。「米国、英国のエリート大学と競争するために、英語の授業を導入しよう!」という動きもありましたが、こうしたコースを提供している大学、あるいは英語で就学できる学部は数が限られており、又、学生登録から学生生活までドイツ語ができないと何もできないので、ドイツ語の壁は避けて通る事ができません。
ドイツの大学は州立の為、法律で外国人学生を受け入れる事、正確には定員の約5%の外国人学生を受け入れる義務が課せられています。ドイツの大学がユニークで他に例を見ないのは、こうした外国人学生の語学力育成の為に、ドイツ語コ−スを設けている事です。日本の大学だったら、日本語ができる事が当たり前で、「入学希望者の為の日本語コース」なんて有り得ませんから、ドイツ独特のシステムです。
一般にこの語学コ-スは、DSH(準備)コ-スと呼ばれています。何故か日本では、「ドイツの大学内には、大学付属の語学学校がある。」と、誤解されています。正しくは語学学校ではなく、大学がドイツ語のコースを提供しています。1990年代まではドイツの景気がよく、以前はこうしたDSH準備コースの学費は無料でした。しかし景気の悪化、税収入の激減により各州は大学への補助金を削る必要に迫られて、無料のドイツ語コースは次々に有料化されていきました。有料化にもかかわらず、コースの値段が安いため、大学の財政状況は改善に至りませんでした。この為、あちこちの大学でドイツ語コースが廃止され、空いた教室を語学学校に貸し出して、ここにドイツ語教育を一任するケースが出てきました。こうした結果、現在では大学内に語学学校が入っているケース、大学が(まだ)でドイツ語コースを提供するケース、そして大学内では一切、ドイツ語のレッスンを提供しないケースの、3種類が存在しています。
弊社ではドイツの大学への正規留学の他に、まだ大学が運営しているドイツ語コース、及びその入学条件を調べて、お客様に紹介しております。ご興味のある方はこちらをご覧ください。
大學入学資格
ドイツの大学の入学資格は、以下の通りです。

日本の4年制大学の学生、もしくは卒業生である事
ドイツ語能力試験、TestDaf,TestAs、あるいはDSHに合格している事

短大をご卒業の方から、「ドイツの大学に入学できるという話を聞いたのですが。」というご相談のメールをいただく事があります。基本的には、日本の短大の卒業ではドイツの大学の入学資格を満たしません。例外もあるかもしれませんが、これまで弊社で出願したケースでは「入学資格なし。」というドイツの大学からの返事でした。
このケースのようにドイツの大学が要求する入学規定を満たさない場合は、入学前にPruefung zur Feststellung der Hochschulreifeという試験を受けて、ドイツの大学に入学できる十分な一般教養があることを実証することが必要です。勿論、この試験はドイツ語ですから、大學入試に必要な知識、教養のほかに、十分なドイツ語能力も必要とされます。
高卒の場合のドイツの大学への入学は、もっと大変です。この場合は、まず試験を受けてStudienkollegに入学する必要があります。ここで(個人の能力により)1〜2年学んだ後、短大の場合と同じくFeststellungpruefungを受け、これに合格できればめでたくドイツの大学の入学資格を取得できます。
ドイツ語の学習をこれから始める場合、Studienkollegに入学できるドイツ語を身につけるのに1年、Studienkollegを終えるのに1〜2年必要です。これには多額の費用(生活費等)が必要になりますから、日本の大学に入学して入学金を払って入学証明書をもらった方が結局は、早くて安あがりです。


大学のドイツ語コース

すでに上述しましたが、「ドイツの大学には、どの大学でも語学学校が入ってる!」と誤解されているケースがとても多いので、これについて再度、解説しておきます。ブレーメン大学などのように確かに語学学校が大学内に入っているケースもあります。このような大学は数が限られており、どこの大学にも語学学校が入っているわけではありません。ベルリンやハンブルク大学などは、「語学学校に通って、TestDaf試験に合格してから出願するように。」と大学の入学要綱に唄っており、大学内の語学学校も、大学が行うドイツ語コースも存在していません。
大学内にある語学学校に通う利点は、大学が提供するドイツ語コースと異なり、営利目的なのでお金を払えば誰でも入学でえきる事です。又、初級1のレベルから授業を提供しているので、初心者でも入学できてしまいます。
大学内にある語学学校に通うケースの欠点は、学校がコースのみ提供している事です。(唯一の例外は、ブレーメン大学のゲーテ。)大学内の語学学校は、大学進学とは関係なく、すでにドイツに住んでいる外国人を対象にドイツ語の授業を提供しています。この為、誰も宿泊施設を必要としていないので、大学内にある語学学校に通う場合、学校が始まる前に自分で宿泊場所を探すことになります。
大学がドイツ語コースを提供(運営)しているケースでも、数少ない例外を除き、ここでもコースのみの提供です。学生寮には入れない、あるいは入る権利がないケースがほとんどなので、大学のドイツ語コースに出願される方は、まずこの点を理解してから、語学学校に入学するか、それとも大学のドイツ語コースに出願するか、決定してください。
大学のドイツ語コースの利点は、その値段です。半年程度のコースが1000ユーロ程度のお金で済むので、語学学校に通うよりは、かなり安くあがります。ただし、「質がいいか。」というとそれは別の話。1000ユーロのコース費用でドイツ語の授業を提供するには、それ相応の「努力」が必要です。つまり教師が授業の始めにプリントを配布、生徒は1時間これと格闘、残り30分で教師が回答を読み上げるという典型的な大学の授業。これなら誰でもドイツ語の先生でとして通用します。おまけにクラスは50人を超えるという悲惨な大学のドイツ語コースもありました。
さらに大学のドイツ語コースは語学学校のように、定期的に週5回、授業が行われるものではなく、週3日だったり週4日だったり、あるいは1ゼミのコースでも授業があるのは3ヶ月のみで、残りの2〜3ヶ月は授業がなかったりと、あちこちで費用の節約に余念がありません。早く集中してドイツ語を習得されたい場合は、語学学校の授業の方が効果が高いです。
又、大学のドイツ語コースは語学学校と異なり、ドイツ語のレベルがすでに中級レベルに達している生徒を対象にしています。初級の方は、大学が行うドイツ語コースではなく、大学内に入っている語学学校に入学する事になります。

 

DSH 準備コース出願資格
大学のDSH準備コースは、その大学に在籍している学生のみを対象にしていますから、DSH準備コースに通うにはまず大学の入学許可を取らなくてはなりません。ここで気をつけて欲しいのは、DSH準備コースに入学する為の入学申請はできないという事です。
このコースはあくまでも将来大学で学ぶ学生の為の準備コースですから、正規留学を申請する事になり、DSH準備コースへの入学申請をするわけではありません。 さて、その入学許可を大学から勝ち得るには、以下の条件を満たしている必要があります。

日本の4年制大学の学生、もしくは卒業生である事
ドイツ語能力が中級以上で、これを証明できる書類を もっている事

ここでいつも問題になるのが、ドイツ語の中級程度の能力証明です。これを証明するには以下の方法があります(全部満たす必要はありません。ひとつ満たせば充分です)。

GoetheのMittelstufeのコ−ス履修証を持っている
日本の大学で500時間以上のドイツ語の授業を履修済み
ドイツで認知されている試験合格している

ドイツで認知されている試験とは、GoetheのZD(B1)、ZMP(C1)、TestDaf等です。日本のドイツ語検定は、認知されていません。又、試験の合格証は過去2年以内に取得している事が条件です。
尚、ドイツ語の学習時間が500時間に達していない場合でも、ごく僅かですが初級者を対象にしている大学のドイツ語コースが存在しています。これは例外なので、ここでは割愛しておきました。詳細をご希望の方は、留学サポートをご利用ください。


 

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Assist

2004年の冬ゼミから、EU圏外からの学生の大学出願方法が一部変更されました。 これまで大学へ入学を希望する場合は大学に願書を送ればよかったのですが、今回からは願書を直接大学に送らず、Assistという機関に願書を送って事前審査を受ける事が必要になりました。 この事前審査に合格して初めて願書は大学に郵送され、ここでやっと入学できるか否かの審査を受ける事になります。
このAssistによる事前審査は68EURかかります。 複数の大学を希望する場合、2件目以降は各大学につき15EUR加算されます。
この事前審査に合格しなかった場合、手紙でその旨、連絡が来ますが、出願に送った書類は返却されず破棄されてしまいます。幸い、Assistに参加している大学は、現状では まだ数的に少ないのですが、将来的には増加する事が予想されます。
弊社のホームページで紹介してある大学でAssistに参加している大学はAssistと印がつけてあります。

 
大学入学に備えるドイツ語コ-ス
大学のドイツ語コースにはドイツ語能力が中級まで達していない人、ドイツ語の能力を証明する書類がない人はコースに入学できません。 そんな場合、以下の語学学校の準備コースをお勧めします。

Kapitoの大學入学準備コ-ス
ミュンスターの語学学校、Kapitoでは半年間続く大學の入学準備コースを提供しています。入学のチャンスは年2回のみ。 少人数のクラスで週24授業単位の授業が行なわれます。 授業料も通常のコース料金より30%以上も安くなっていますので長期間、語学学校に通って大学、DSHコースの入学準備をする方にお勧めです。

F+U SprachschuleのDSH準備コ-ス
ほとんどの語学学校では、ホームページに大学入試に必要なDSH試験の準備コースを行うと書いていますが、実際には、コースの参加者が足りないので、グループレッスンは成立しないので、レッスン費用の高い個人レッスンを提供しています。この語学学校だけは、生徒の数が多いのでグループレッスンのDSH準備コースが行われる数少ない学校のひとつです。

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