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ドイツ&周辺諸国観光案内
Koenigswinter

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日本で出版されているドイツ観光本を頼りに観光地を訪れて「何処に行っても、日本人ばっかり!」とお嘆きの方(お互い様だとは思いますが)にお勧めするのが、Bonnからおよそ10数キロの郊外、電車で30分の距離にあるKoenigswinterだ。(デュッセルドルフから車で1時間以上かかりました。)半日も歩き回りまわったものの、日本人はついぞ一人として見かける事はなかった。
駐車場(無料)に車を停めたら、まずは最初の見所Drachenfels(竜の岩)に向かおう。標高321mと聞けば大した事はないように思えるが、上り坂を歩くと1時間くらいかかるのでせめて往路は電車で行った方がいい。ちなみにこの電車はドイツで一番古い、125年も運行している登山電車だ。当然、車両はそれなりのレトロなので、ピカピカのモダンな新車を期待されないように。
頂上についたら見晴台から壮大なパノラマ堪能できる、天気がよければ。100万ドルの光景というと大袈裟だが、少なくとも登山電車の乗車券の価値はある。ここで記念写真を撮ったら、徒歩にてDrachenfelsと呼ばれる丘(岩?)の上にたつ12世紀に建てられた城塞の廃墟を見に行こう。決して見栄えのある物ではないが、これを見ないで引き返すのも悔しいので。ゲルマンの伝説によると、英雄Siegfriedが、Xantenを出発後、ここで竜を退治した事になってます。で、死んだ竜が岩になって、この名がついたそうだ。
復路は見所を逃さないように、歩いて行こう。まず最初はDrachenburgが見えてくる。ネオゴシック式建築のこの城は、ライン流域のノイシュバインシュタイン城と呼ばれる程、見事な作り(らしいです)。見事な竜の彫刻があり、お城からまさに出てきたように見えます。ちなみにこの城を建てたのはボン生まれの大金持ち。株式投資で成功、大金持ちになり、バロンの称号までいただいたので、その威厳を誇示するためにこの城を建設させた。跡継ぎ無くして死去したので、城は売りに出され、見事な内装や家具は売られてしまう。戦争中はナチスのイデオロギー教育に格好の場所とみなされ、アドルフ ヒトラー学校となった。現在は建造記念物に指定されて、内装を建築当時の状態に戻し、ノイシュバインシュタイン城のように入場料を取って州の財政の足しにしようと計画されている。
次なる見所はNiebelungenhalle。ゲルマンの伝説をモチ-フにした博物館だ。博物館の建物そのものが、「二−ベルンゲン」の伝説に忠実に沿って作られたので、ここもレトロなルック(外観)だ。内部はワーグナーの「二−ベルンゲンの指輪」をテーマにした絵画(Hermann Hendrich作)が飾られている。
まだ元気のある人は、Drachenfelsから3.5kmのハイキングコ−スがあります。この辺りはSiebengebirge(七つの山)と呼ばれるように、いくつも小高い丘が重なっています。素晴らしい遠景を楽しみながら、山道を歩いてみると、気分が晴れて実にいい気持ちです。 また所々に長いすや(Bank)、小屋(Huette)がありますから、休みながら歩いていけます。
昼食を取って、引き返す前に(車で来ているなら)Koenigswinter-Oberdollendorfにある、教会(修道院)Heisterbachの廃墟を見ていこう。11世紀に建てられたこの修道院は、当時、ケルンの大聖堂に次ぐ巨大な建築物でしたが、この地を占領したベルギーが修道院をフランスに売却、修道院を解体(爆破)してしまう。石は売り飛ばされて、運河の構築に使用されてしまい、今ではその一部しか残っていない為、「なんだ、これだけ?」と思ってしまうかもしれない。もし、豪華に行きたいなら、Der Petersbergというゲストハウスをお勧めします。


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