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休暇先で日本の新聞や、日本のテレビを見る機会があると、興味をもってドイツに関する内容を追うのだが、これだけ情報伝達手段が発達したにもかかわらず、その状況は著者がドイツに留学する前と変わっていない。つまり、間違いだらけなのである。この間違いが、「ドイツ特派員」がドイツ語を十分に理解できない為に起こったのか、それとも「間違った部分があっても、日本の読者にはわかりやしない。」と高をくくって、調査をしなかったのが原因なのか、あるいは「ドイツ特派員」の給料を節約するためにロイターから(英語で)記事を買って、これを日本語に直している為に起きているのか、理由はいろいろ推測される。ドイツ人の名前が、カタカナでいつも誤って表記されているのは、明らかにドイツ語を解しない「特派員」が原因だろう。
この傾向をさらに悪化させているのが、インターネット上で毎日どこかに投稿されるドイツに関してのコメント。全くの捏造であるか、記事をまともに読んでいないが為の誤謬ばかり。そのようなドイツに関する報道を見てからドイツに来くるので、「見たと聞いたでは大違い。」という感想を持たれた方も少なくないと思う。幾ら探しても、一向に本当のドイツの姿を伝える記事が現れないので、他人に任せず、自身でドイツの最新事情を書く事にした。その目的の為、ここではいい意味でも、悪い意味でも、著者の目に「ドイツらしい」と思われたトピックを紹介していく。記事を読んだ後で、真の「ドイツ像」を、各々の判断で作り上げていただきたい。
出来事を紹介すると言っても、背景を何も調べないで記事を箇条書きで紹介していく方法は、書く側には手間が省けていいが、読む側にとってその事件が起こった背景がわからないので味気ない。そんな記事は、新聞の記事のように読まれないで素通りされてしまうか、よくても一読して忘れ去られてしまうだろう。それでは意味がない。ドイツを理解するのに必要なのは、出来事そのものではなく、出来事が起きた背景(原因)なのである。そこでここでは、記事に出来事が起きた背景(原因)及び多少の「解釈」を付け加える事にした。記事を読んでいただいてからドイツに留学され、「読んだ通り。」と思われるような事があれば、著者にとってこれほどうれしい事はない。
追記
このコラムを読んでいただいた方から、「どこまで本当かわからない。」というコメントが度々ありましたので、できるだけ記事の元になったソースをリンクにて紹介するようにしています。時間の経過と共に、リンク先が消滅してリンクが切れていることもあると思いますが、その点はどうかご了承ください。
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