私がドイツにやって来た当時、ドイツの南部、フライブルク郊外のシュタウフェンというちっぽけな町に(まだ)ゲーテがありました。「ドイツ人、しかもドイツ鉄道の職員なら、いかに小さな町でも、シュタウフェンの名前くらいは聞いた事があるだろう。」 と、ドイツ人の一般教養を過大評価。DB(ドイツ鉄道)のカウンターのおばさんに、「シュタウフェンまでチケットを1枚。」と言うと、"Wohin moechten Sie bitte?"って聞き返されます。発音が悪かったのかと思い、今度はゆっくり、「S T A U F E N」と言うと、おばさんは、「外国に行きたいのか?」と聞いてきます。 "Neeeeein, Staufen ist in Deutschland!"と言うものの、「そんな街はドイツにはない。」と(調べもしないで)言い張るおばさん。「この手のおばさんに、何を言っても無駄だ。」と悟り、フライブルクまでのチケットを購入。「多分、フライブルクまで行けば、シュタウフェンを知っている人が居るだろう。」と期待した。